経理の知識

【図解】株主資本と自己資本と純資産の違い

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株主資本と自己資本は

貸借対照表の「純資産の部」に区分される項目になります。

今回は【株主資本と自己資本と純資産の違い】について解説します。

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株主資本と自己資本と純資産の違い

  1. 株主資本
  2. 自己資本
  3. 純資産

上記3つの違いを図解で表すと下記になります。

上記3つについて下記で詳しく解説していきます。

純資産とは?

純資産貸借対照表に表示される項目で

資産から負債を差し引いた金額になります。

純資産= 資産 ー 負債

株主資本自己資本

この純資産の中に含まれる項目になります。

株主資本とは?

【株主資本】

株主資本は下記の2つのことを指します。

  • 会社の株式を発行したことで出資を受けた金額(資本金など)
  • この出資されたお金で事業活動したことにより得られた利益(利益剰余金など)

株主資本の勘定科目

【株主資本の勘定科目】

自己資本とは?

【自己資本】

自己資本は、株主資本に
評価・換算差額等(その他の包括利益累計額を加えたものになります。

自己資本=株主資本+評価・換算差額等(その他の包括利益累計額

評価・換算差額等の勘定科目

評価・換算差額等の勘定科目】

この項目は

個別財務諸表では「評価・換算差額等」と呼び

連結財務諸表では「その他の包括利益累計額」と呼びます。

個別と連結で名称が異なりますが、中身はほとんど同じになります。

まとめ

今回は【株主資本と自己資本と純資産の違い】について解説しました。

要点をまとめると下記になります。

純資産

純資産= 資産 ー 負債

【自己資本】

自己資本=株主資本+評価・換算差額等

【株主資本】

株主資本は下記の2つのことを指します。

  • 会社の株式を発行したことで出資を受けた金額(資本金など)
  • この出資されたお金で事業活動したことにより得られた利益(利益剰余金など)

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