日商簿記3級

【2024年】簿記3級は独学で合格できる?勉強時間や難易度

日商簿記3級
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今回は日商簿記3級について説明します。

  • 日商簿記3級は独学で合格できる?
  • 日商簿記3級はどんな資格?
  • 勉強時間や難易度
  • オススメの勉強方法
  • オススメのテキスト・問題集
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日商簿記3級は独学で合格できる?

日商簿記3級は独学で合格できるか?

結論として下記になります。

独学でも合格を狙うことができる!

下記で日商簿記3級について詳しく説明します。

日商簿記3級はどんな資格?

日商簿記は知名度が高く、人気の資格です。

では日商簿記とはどんな資格なのか?

日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。

簿記の資格を取得すれば、

会社の決算書(損益計算書貸借対照表)を作成する知識が身に付きます。

日商簿記初級・3級・2級・1級の違い

日商簿記の資格は

「初級」「3級」「2級」「1級」

と難易度が分かれています。

内容の主な違いは下記になります。

日商簿記内容
初級簿記の基本的な知識を学ぶ
3級初歩的な商業簿記を学ぶ
2級商業簿記・工業簿記を学ぶ
1級商業簿記・工業簿記・会計学・原価計算を学ぶ

勉強時間や難易度・合格率

日商簿記3級の勉強時間は

100時間前後と言われています。

1日1時間勉強すれば、勉強期間は3-4ヵ月となります。

あくまで目安なので、人によっては前後します。

日商簿記3級の合格率は約40-50%となります。

難易度は高くはないですが、勉強時間を確保して取り込む必要があります。

  • 日商簿記3級の勉強時間:100時間前後
  • 日商簿記3級の合格率:約40-50%

オススメの勉強方法

日商簿記3級を合格するために必要な教材は下記になります。

  • 参考書
    • テキスト
    • 問題集
    • 過去問
  • その他
    • 電卓

勉強の手順

【勉強の手順】

  1. テキストを読んで、理解を深める
  2. 問題集を解く。
  3. 解けなかった問題に印を付けて自分の得意な分野、苦手な分野を把握する。
  4. テキスト・問題集1周したら、過去問を解いてみる。
  5. 過去問で解けなかった問題は、テキストで復習する。
  6. 合格点(70点)が取れるように、何度も過去問を解く。

まず、テキストを読んで、理解を深めましょう。

その上で、問題集を解き、解けなかった問題に印を付けて

自分の得意な分野、苦手な分野を把握することが重要です。

テキストと問題集を1周したら、過去問を解き

解けなかった問題は、テキストで復習しましょう。

問題を解き、自分の苦手な分野を把握しましょう。

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勉強方法のコツ

【勉強方法のコツ】

  1. 暗記ではなく、理解することを目的とする。
  2. どうしても理解できない問題は、一旦飛ばして次に進む。
  3. いつまでに合格したいか決めて、逆算してスケジュールを組む。
  4. 問題を解くスピードを高めるため、電卓の操作に慣れる。
  5. テキストは最低3周する。
  6. 苦手分野を把握する。

勉強方法のコツ①

暗記ではなく、理解することを目的とする。

暗記で簿記3級を合格することも可能ですが、

暗記だと勉強が辛くなってしまう可能性が高くなってしまいます。

そのため、「なぜこうなるのか?」を考えて

理解しながら勉強を進めましょう。

勉強方法のコツ②

どうしても理解できない問題は、一旦飛ばして次に進む。

テキストを進めても、どうしても理解できない場合があります。

その場合は一旦飛ばして、次に進みましょう。

あとで見返すことで、理解できるようになることもあるので、先に進みましょう。

勉強方法のコツ③

いつまでに合格したいか決めて、逆算してスケジュールを組む。

学生でも社会人でも、

勉強時間を確保することは難しい場合があります。

いつまでに合格したいか明確にし、それを元に

スケジュールを立て、勉強する習慣を身に付けましょう。

「今日はここまでテキストを進める」などスケジュールを立てると、勉強する習慣が身に付きやすくなります。

勉強方法のコツ④

問題を解くスピードを高めるため、電卓の操作に慣れる。

過去問を初めて解く時、

「時間が足りない」と感じることがあります。

簿記3級では、電卓を使って計算する事が多いため

電卓の操作に慣れることは重要です。

電卓には計算時間を短縮できる便利な機能が多くあります。

↓下記で電卓の操作について記載しているので、よかったらご覧ください。

勉強方法のコツ⑤

テキストは最低3周する。

テキストは1周だけでは、理解しきれない事が多くあります。

「理解したつもりが、いざ問題を解くと、解けなかったり」

ということがよくあります。

1周目では大まかな概要を理解して、

2週目、3周目では細かい部分や重要なポイントを中心に理解を深めていきましょう。

勉強方法のコツ⑥

苦手分野を把握する。

日商簿記3級は大きく3つの大問で構成されています。

大問配点内容
第1問45仕訳15問。
第2問20勘定記入、商品有高帳、固定資産台帳、補助簿の選択など
第3問35決算書を作る問題。仕訳の問題が似たような問題が多い。

過去問で合格点(70点)に達しない場合、

「どこで点数を落としているのか?」「何が苦手なのか?」

を把握して苦手分野を克服できるように努めましょう。

日商簿記3級のオススメのテキスト・問題集

日商簿記3級を学習する上で

参考書選びは重要となります。

私はオススメする参考書は下記になります。

「簿記の教科書」 シリーズ

  • みんなが欲しかった! 簿記の教科書 
  • みんなが欲しかった! 簿記の問題集

「簿記の教科書」のオススメポイント

  • オールカラーで見やすい
  • 「なぜ?」「どうして?」を解消できる、わかりやすい説明
  • 模擬試験プログラム付き
  • 仕訳アプリ付き

私はこのテキストと問題集で合格出来ました。

「イメージで攻略」シリーズ

またもう1つ参考書を紹介しました。

下記はテキストと問題集がセットになっております。

  • イメージで攻略 わかる! 受かる‼
    日商簿記3級 テキスト&問題集

「イメージで攻略」のおすすめポイントオススメポイント

  • オールカラーで見やすい
  • 勘定科目のイメージで、初学者にも理解しやすい
  • 模擬試験プログラム付き
  • 仕訳アプリ付き
  • テキストと問題集で1冊のためコスパが良い

過去問や予想模試はコチラ

日商簿記3級の受験は

「統一試験」「ネット試験」の2つがあります。

しかし2023年度より、統一試験は廃止となりました。

そのため今はネット試験のみとなります。

ネット試験は、試験センターで

パソコンを使って問題を解きます。

試験問題はランダムのため、統一試験と異なり

ネット試験は過去問というものは存在しません。

そのため、対策としては予想模試を解くことになります。

オススメの予想模試の参考書は下記になります。

  • 全8回のネット試験の予想模試付き
  • 本試験と同じ形式のため対策として有効

日商簿記3級の概要

最後に日商簿記3級の概要について記載します。

  • 試験日時:ネット試験で随時受付中
  • ネット試験会場:全国140超の会場がある
  • 受験料:2,850円(消費税込)
  • 受験当日持参するもの:筆記用具・電卓・身分証明書
  • 試験時間:60分
  • 出題形式:選択式+入力式(大問3問)

まとめ

今回は日商簿記3級について説明しました。

要点をまとめると下記になります。

  • 日商簿記3級は独学で合格できる?
    →独学でも合格を狙うことが出来る
  • 日商簿記3級の勉強時間
    →100時間前後
  • 日商簿記3級の難易度
    →難易度は高くないが、勉強時間の確保が必要
  • 勉強のコツ
    1. 暗記ではなく、理解することを目的とする。
    2. どうしても理解できない問題は、一旦飛ばして次に進む。
    3. いつまでに合格したいか決めて、逆算してスケジュールを組む。
    4. 問題を解くスピードを高めるため、電卓の操作に慣れる。
    5. テキストは最低3周する。
    6. 苦手分野を把握する。
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