CEO・COO・CFO・CTOの違いとは？

「CxO」といった役職をよく聞きますが、

それぞれの役割の違いについてわからない方も多いと思います。

今回は

「CEO」「COO」「CFO」「CTO」について解説します。

CxOとは？

CxOは「Chief x Officer」の略です。

xの箇所には、それぞれの業務の頭文字が入ります。

つまり、xに関する業務の最高責任者という意味になります。

CEOとは？

経営方針や事業計画など経営に関する責任者となります。

CEOと代表取締役と社長の違い

この３つの違いについて解説すると

まず日本の会社法では

「CEO」と「社長」という言葉は存在しません。

そのため、「CEO」と「社長」には明確な法律上の定義はありません。

これに対して「代表取締役」は会社法では

「取締役会によって会社の代表者として選ばれた人」と記載されています。

取締役は、株式会社を代表する。ただし、他に代表取締役その他株式会社を代表する者を定めた場合は、この限りでない。

前項本文の取締役が二人以上ある場合には、取締役は、各自、株式会社を代表する。

株式会社（取締役会設置会社を除く。）は、定款、定款の定めに基づく取締役の互選又は株主総会の決議によって、取締役の中から代表取締役を定めることができる。

参考：会社法第349条

また、「社長」に関しては辞書で調べると下記のように出てきます。

一般的な中小企業であれば、[会社の代表]も[経営責任者]も同じ人の場合が多いため

上記はほぼ同じ意味になります。

しかし、大企業であれば[会社の代表]と[経営責任者]を区別しているケースもあります。

COOとは？

CEOとCOOの違い

CEOは企業の経営方針を決定する「経営責任者」ですが、

COOは実際に業務をこなす「執行責任者」になります。

CFOとは？

会社のお金に関する責任者であり、

主に会計部門や資金調達・投資といった財務に関する役割を担います。

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CTOとは？

会社の研究開発・技術開発などの責任者になります。

他にもこんな[CxO]がある

上記で説明したのが代表例になりますが、[CxO]は他にも下記のようなものがあります。

CAO

CMO

CPO

CIO

まとめ

今回は「CEO」「COO」「CFO」「CTO」について解説しました。

要点をまとめると下記になります。