今回は経理へ転職を目指されている方へ向けた内容になります。
経理職へ転職活動をしていた時に実際に聞かれた質問について紹介していきます。
- 経理の転職で、面接で実際に聞かれたこと・質問内容15選を紹介します。
↓【好印象に繋がる逆質問の具体例】については下記をご参照ください。
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下記の質問は全て実際に聞かれた内容になります。今後の面接対策でご参考にして頂ければと思います。
- 【質問1】なぜ経理職を希望しているのか?
- 【質問2】自己紹介お願いします。
- 【質問3】志望動機
- 【質問4】何を軸に転職活動をしているか?
- 【質問5】前職の退職理由
- 【質問6】経理として一番大事だと思うこと
- 【質問7】周りからどんな風な人と言われるか?
- 【質問8】今までした大きな失敗。それを乗り越えたエピソード
- 【質問9】どういう時にストレスを感じるか?
- 【質問10】自分の長所と短所
- 【質問11】5年後・10年後どうなっていたいか?
- 【質問12】マネジメント経験はあるか?
- 【質問13】決算業務はどの程度までできるか?
- 【質問14】Excelでよく使う関数は?
- 【質問15】前職の具体的な仕事内容について
- 経理の面接ではどんな人が採用されやすいか?
- まとめ
【質問1】なぜ経理職を希望しているのか?
これはよく未経験の場合に聞かれる質問です。
- なぜ経理なのか?
- 何をきっかけに経理を目指すようになったのか?
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この質問は深く聞かれるのでしっかり対策をしておくとよいでしょう。
経験者はあまり深く聞かれることはありませんが
「何をきっかけに経理の道へ進むと決めたのか?」
と聞かれることがあるので、きちんと対策しておきましょう。
- 未経験で経理として採用したが「仕事内容が合わない」等の理由で短期離職してしまうケースも少なからずあります。
- こういったミスマッチを防ぐため聞かれる質問内容になります。
- なぜ経理になりたいか明確に答えられるよう準備し、熱意を伝えるようにしましょう。
【質問2】自己紹介お願いします。
面接は自己紹介から始まることが多くあります。
自己紹介では今までの職務経歴を述べ、
経験者の方であれば経理の職務経歴を中心に述べるようにしましょう。
- 自己紹介は、長くても“2分程度”にまとめるとよいでしょう。
- また、自己紹介に入る前に面接の機会を頂いたお礼を述べると好印象に繋がります。
- 「本日はお忙しい中面接のご機会頂きありがとうございます。」と述べてから自己紹介の本題に入るといいでしょう。
- 自己紹介で話した内容を元に質問されることが多くあります。
- 質問されると想定される内容は、明確に答えられるように準備しておきましょう。
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自己紹介に併せて自己PRも少し付け加えると、なおよいでしょう。
【質問3】志望動機
これはどの会社でも聞かれる王道な質問になります
経理の採用面接に関しては志望動機を聞かない会社も多くあります。
実際私が経理職への転職活動をしていた頃に、
志望動機を聞かれた会社は半分以下でした。
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志望動機を聞かない理由は、経理では志望動機より経験スキルの方が重視されるためです。
とはいえ、志望動機を聞かれる可能性はゼロではないので
「数ある会社の中で、なぜこの会社を選んだのか?」
を聞かれた時に答えられるように準備しておきましょう。
【質問4】何を軸に転職活動をしているか?
これは上記の志望動機に代わってよく聞かれる質問内容になります。
特に経験者の方はよく聞かれる内容で
- 仕事内容
- 会社の規模
- 業界
- 就業環境
- 年収
- 福利厚生
何を重要視して転職活動をしているか?を問われることがあります。
- 経理職で「仕事内容」1つ取っても
会社の規模によって経理業務の範囲は大きく異なり
任せられる仕事内容も大きく異なります。 - 仮に仕事内容を軸に転職活動をするのであれば
「今までどんなことをしてきたのか?」
「今後どんなことをしたいのか?」
を明確に答えられるようにしましょう。
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転職の軸→「御社ではそれが実現可能だから志望しました」と繋げられると、より良いでしょう。
【質問5】前職の退職理由
採用する側が懸念していることは
採用した後にすぐに辞めてしまわないか?
ということです。
退職理由はネガティブな理由になりがちですが、上記の転職の軸に併せて
「今後はこうしていきたい」というなるべく
前向きな気持ちで答えるといいでしょう。
また他責思考で伝えてしまうと相手にマイナスな印象を与えてしまうので気を付けましょう。
退職理由で
- 社長が悪い
- 上司が悪い
- 会社の環境が悪い
と他責な話をしてしまうと
それが仮に事実だとしても、聞いている側である面接官は
「あなたにも責任はなかったのですか?」と思ってしまいます。
もし人間関係が退職理由だとしても
「自分にも悪い部分があって失敗した」
→「だから今後を気を付けたい」
という前向きな姿勢を見せると好印象に繋がるでしょう。
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他責思考の人は仕事のミスでも何かと他人(あるいは会社)のせいにしがちです。
そういう印象を持たれないように、なるべくそのような回答は控えるといいでしょう。
未経験で経理職の転職活動をしている場合の退職理由は
「経理職として働きたいため」
で問題ありません。
そうすると【質問1】「なぜ経理職を希望しているのか?」について必ず聞かれるので
こちらを重点に対策するといいでしょう。
仮に上記以外のネガティブな理由があったとしても、あえてそれを言う必要はありません。
印象が悪くなる回答はなるべく避けましょう。
【質問6】経理として一番大事だと思うこと
この質問は下記のようなことを問う質問です。
- 経理という仕事にどんな価値観を感じているか?
- 普段働く上で心掛けていること
経験者であれば、今までの経験を踏まえて大事だと感じてきたことを伝えるようにしましょう。
また未経験者であれば、大事だと思うことを述べるようにしましょう。
【質問7】周りからどんな風な人と言われるか?
この質問は
- 客観的に周りからどのように評価されているのか?
- どんな風に働いてくれるか?
- どんなことが得意で、どんなことが不得意なのか?
を確認するための質問になります。
仕事面でもプライベート面でも構いません。
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ただしネガティブな内容は避けるようにしましょう。
【質問8】今までした大きな失敗。それを乗り越えたエピソード
仕事をしていれば誰にでも失敗はあります。
失敗することは悪いことではありません。
その失敗を経験して
- どう乗り越えたか?
- どう改善しようとしたか?
が重要になります。
どんな失敗をしてどう乗り越えたか?の
実体験を元に答えるといいでしょう。
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「失敗の内容」より「どう乗り越えたか?」が面接官が重要視しているポイントになります。
【質問9】どういう時にストレスを感じるか?
この質問の意図は下記の2点になります。
- 自社の社風・職場環境と合うか?
- ストレス耐性はあるか?
- どんな職場でもストレスに感じることは少なからずあります。
- 質問に答える時は「ストレス解消法・対処法」も併せて伝えて
ある程度ストレス耐性がある旨を示すとよいでしょう。
【質問10】自分の長所と短所
この質問の意図は
自分のことを客観視できているか?
の確認になります。
- 長所に関しては、今まであった”実体験”を元に具体的な内容で話すとよいでしょう。
- 短所に関しては、今までの失敗談を話し、今はそれを克服した、あるいは克服しようとしている旨話すようにしましょう。
- また短所については、長所としても受け取れる内容を話すとさらによいでしょう。
【質問11】5年後・10年後どうなっていたいか?
長期的なキャリアや成長意欲があるか?
を意図に聞かれる質問内容になります。
- 今後どのようになっていきたいか?
- そのため今までどのような努力をしているのか?
を答えるとよいでしょう。
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「将来こうなりたい」から「今こういう努力をしている」と伝えると好印象に繋がります。
【質問12】マネジメント経験はあるか?
経理職は、メンバークラスとして「経理スタッフ」を募集している場合と
マネージャークラスとして「経理マネージャー」を募集している場合があります。
マネージャーや管理職として応募する場合、
今までのマネジメント経験について質問されます。
- マネジメント経験により残してきた実績
- 部下の育成などの経験談
- マネジメントする上で心掛けていること、大切にしていること
などを整理しておくとよいでしょう。
【質問13】決算業務はどの程度までできるか?
これは経験者向けの内容ですが
同じ経理の「決算業務」でも会社によって行う業務はそれぞれ異なります。
会社の規模や業種によって行う会計処理もさまざまです。
決算業務の中で、具体的に
- 「何ができるか」「何をしてきたか」
を明確に答えられるようにしましょう。
- 経験者採用であれば、経理のスキル面について深く聞かれることがあります。
- 今まで経験した業務について整理し明確に答えられるように準備しておきましょう。
- また面接官がスキルチェックしやすいように、職務経歴書には具体的な実務内容について記載しておくとよいでしょう。
【質問14】Excelでよく使う関数は?
この質問の意図は
Excelのスキルがどの程度あるのか?
を計るための質問です。
経理ではExcelを使用する機会が多くあります。
関数を使って集計業務を行ったり、大量の仕訳を作成したりすることがあります。
経理未経験の方は、実務のスキルに代わってExcelなどのPCスキルを重視されることがあります。
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個人的にはvlookup、sumifs、ピボットが出来れば十分かなと思います。
【質問15】前職の具体的な仕事内容について
前職が経理職であれば
経理の中でも具体的にどのようなことをしてきたのか?
を問われます。
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この質問の意図はスキルチェックです。
職務経歴書に書かれた経験業務に偽りがないか確認するため、深堀りされることも多々あります。
今まで経験した業務内容について具体的に答えられるように準備しておきましょう。
経理の面接ではどんな人が採用されやすいか?
これは経理に限った話ではありませんが、最終的に面接官は
「一緒に働きたい」
と思った人を採用します。
それはスキル面や性格面など様々な視点から言えることです。
仮にスキル面が高かったとしても性格面で
「今いる部署のメンバーと上手くやっていけるだろうか?」
と感じさせてしまえば不採用となってしまいます。
「一緒に働きたい」と思われるような振る舞いをしているか考えながら面接を受けると良いでしょう。
最終的に「一緒に働きたい」と思った人を面接官は採用する
まとめ
今回は、経理の転職活動の際に面接で実際に聞かれたことについて紹介しました。
面接は「一問一答」というよりは
「求職者と面接官の会話のキャッチボール」が主になります。
質問の答えによってはそれについて深堀りされたり、
その返答に対して新たな質問が行われることが多くあります。
面接の対策本に載っているような模範解答を述べてよく見せようとしても、
深堀りされた時に答えに行き詰ってしまいます。
そのため、出来るだけ
自分の考え・言葉
で答えるようにするとよいでしょう。
↓【好印象に繋がる逆質問の具体例】については下記をご参照ください。
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