【図解】ベンチャーとスタートアップの違いをわかりやすく解説

【ベンチャー企業のビジネスモデル】

• ベンチャー企業は既に世の中に存在する既存のビジネスモデルを元に新規事業を行います。

【スタートアップ企業のビジネスモデル】

• スタートアップ企業はビジネスモデルが存在しない全く新しい市場で革新的なアイデアで新たな市場を開拓していきます。

【ベンチャー企業の成長スピード】

• ベンチャー企業はリスクを抑えて着実な成長を目指します。

【スタートアップ企業の成長スピード】

• スタートアップ企業はリスクと取って急成長を目指します。

【ベンチャー企業の収益モデル】

• ベンチャー企業は赤字を抑えて着実に黒字化し、その後も安定的に黒字を増やすことを目指します。

【スタートアップ企業の収益モデル】

• スタートアップ企業は赤字を増やしてでも事業拡大を最優先し、それを乗り越えた後に大きな利益をもたらすよう目指します。

【ベンチャー企業の資金調達】

• ベンチャー企業は銀行からの融資や助成金などによって資金調達をします。
• 資金調達額はスタートアップ企業と比べて少ない金額となります。
• 融資だと株の放出がないため経営権が握られることはありません。

【スタートアップ企業の資金調達】

• スタートアップ企業はベンチャーキャピタル（VC）などの投資家から出資を受けて資金調達をします。
• 資金調達額はベンチャー企業と比べて多い金額となります。
• 出資だと株を放出するため、経営する権利を握られるリスクもあります

【ベンチャー企業の〇〇】

• ベンチャー企業は自己資金と銀行などの借入融資によって成り立っています。
• 100%株主であれば自由な経営ができます。

【スタートアップ企業の〇〇】

• スタートアップ企業はベンチャーキャピタル（VC）などの投資家から出資を受けて成り立っています。
• 出資により株式を放出しているため経営権は経営者自身だけではありません。
• 投資を受けている以上「事業を絶対に成功させる」というプレッシャーは感じることになります。

【ベンチャー企業のEXIT戦略】

• ベンチャー企業はビジネスモデルを長期的に拡大させていく傾向があるためEXITにたどり着くまでの期間は長くなりやすいといえます。
• そのためEXIT戦略を意識せず起業することが多いでしょう。

【スタートアップ企業のEXIT戦略】

• スタートアップ企業は「IPO」や「M&A」といったEXIT戦略があります。
• スタートアップはあらかじめEXIT戦略を意識して起業することが多いでしょう。
• 短期間でのEXITを目指し「起業して成功させてすぐに売却する」という戦略を繰り返す連続起業家（シリアルアントレプレナー）もいます。