今回は【新株予約権はなぜ純資産なのか?】について解説します。
新株予約権とは?
新株予約権とは、あらかじめ決められた価額で
株式を買うことができる権利のことをいいます。
補足
新株予約権者は、権利を行使すれば
株式の時価が上昇した場合でも、
あらかじめ決められた価額で株式を取得することができます。
そのため時価より低い金額で取得して、それを時価で売却することで利益を得ることができます。

新株予約権を発行した時は「新株予約権(純資産)」で計上します。
↓新株予約権については下記で詳しく解説しております
新株予約権はなぜ「純資産」なのか?
一言でいうと
新株予約権は、株式の発行に関わるものだからです。

株式の発行とは?
株式会社では下記の場合に株式を発行します。
- 会社の設立時
- 設立後の増資時
株式を発行することで、資本金(純資産)を増加させます。
現預金 | / | 資本金 (純資産) |
新株予約権は「株式を買うことができる権利」
新株予約権は、株式を買うことができる権利のため
「資本金」と同じ純資産を用います。
資本金と新株予約権の違い
資本金と新株予約権の違いを示すと下記になります。
【資本金】
→株式の発行
【新株予約権】
→株式を買うことができる権利

上記はどちらも株式の発行に関わるものなので、純資産になります。
まとめ
今回は【新株予約権はなぜ純資産なのか?】について解説します。
要点をまとめると下記になります。
一言でいうと
新株予約権は、株式の発行に関わるものだからです。
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